薬の瓦版
薬の瓦版=平成27年10月19日= 第35号

以下、テキスト版です。

大田区薬剤師会        薬の瓦版            2015年(平成27年)10月19日(月曜日)     (ほぼ週刊)
発行:大田区薬剤師会
東京都大田区中央3−1−3
アルカディア中央1階
薬を安心・安全に使うために
 「薬と健康の週間」では、 医薬品を正しく使うことの 大切さ、そのために薬剤師 が果たす役割の大切さを多 くの方々に理解してもらう ために、ポスターなどを用 いて積極的な啓発活動を行 います。実施期間:平成27 年10月17日(土)から23日 (金)までの1週間。  薬はリスクを併せ持つも のです病気やけがを治すの に役立つ「薬」。しかし、 程度に差はありますが、ど んな薬でも副作用を起こす リスクがあります。正しく 使わなければ思わぬ副作用 を引き起こすこともありま す。そのため、専門家から 適切なアドバイスを受け て、正しい使用方法を理解 してから使用しましょう。
副作用とは
 副作用とは、例えばアナ フィラキシー(※)や肝機能 障害のような、薬の望まし くない作用のことです。※ アレルギー反応の一種。皮 膚のかゆみ、じんましんな どが現れて、ひどくなると 息苦しくなったり、ショッ ク状態になることもありま す。薬を使用したからとい って必ず起こるわけではあ りませんが、次のような人 は特に注意が必要で、医師 や薬剤師に相談してから使 用しましょう。▼アレルギ ーのある人▼過去にひどい 副作用を経験したことがあ る人▼医師の治療を受けて いる人▼肝臓・腎臓など、 薬の成分を代謝・排泄する 臓器に疾患のある人▼他に も薬を飲んでいる人▼妊娠 している女性、妊娠の可能 性のある女性、授乳中の女 性▼高齢者▼別な環境で仕 事をしている人(例:高所 作業者やドライバーなど)  薬を使用して異常を感じ たら…  副作用は、ひどくなる前 に治療することが大切で す。薬を使用して異常を感 じたら、すぐに医師や薬剤 師に相談してください。薬 の種類によっては、自己判 断で急に中止すると危険な ケースもありますので、注 意が必要です。医師や薬剤 師に相談する際には、「何 を、どのくらいの量・期間 使用し、どのような症状が 出たか」を説明できるよう にしておきましょう。
服薬Q&A
 Q:どれくらいの量の水 で薬を飲めばよいですか? A:コップ1杯の水で飲 むのが目安。少量の水では、 薬がのどや食道に張り付い て炎症などを起こすことが あります。なお、医師から 水分を取り過ぎないように 指示されている方は、その 指示に従った飲み方をして ください。  Q:薬を飲み忘れたとき はどうすればよいですか?  A:思い出したときにす ぐに飲むようにしましょ う。ただし、次の服用時間 が迫っている場合にはその 分は飲まずに、その次から いつものように飲みます。 2回分を一度に飲んではい けません。薬の種類によっ ては、飲み忘れたときの対 応が異なる場合がありま す。薬を受け取るときには、 必ず医師や薬剤師に尋ねて ください。
副作用被害救済制度
 薬の副作用は、だれ にでも起こる可能性が あります。医薬品は正 しく使っていても、副 作用の発生を防げない 場合があります。そこ で、医薬品(病院・診 療所で処方されたもの の他、薬局等で購入し たものも含みます)を 適正に使用したにもか かわらず、その副作用 により入院治療が必要 になるほどの重篤な健 康被害が生じた場合 に、医療費や年金など の給付を行う公的な制 度が、医薬品副作用被 害救済制度です。



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