実践勉強会
第18回実践勉強会 高脂血症について

実践勉強会実施レポート
報告者:保険学術部 田中敏郎・佐川雅夫・中畔勇一



  1. 開催内容
  2.    開催表題=第18回 高脂血症について

       開催日時=平成20年3月12日(水)20:10−21:30

       開催場所=大森会営薬局 2F

       参 者=美原薬局:田中、サガワ薬局:佐川・嶋田、アサヒ薬局:中畔・飯塚、京浜堂薬局:保科、

           コーコク薬局:松原、ひろみ薬局:橋本・宮田、ミオ薬局:三尾、江島薬局:浅野・江島。

  3. テーマ内容
  4.    「高脂血症の治療について」 アストラゼネガ メディカルインフォメーションオフィサー 安原さんから説明していただきました。


      • 高脂血症について

        ・高脂血症は生活習慣病の1つで血液中の脂質のバランスが崩れて異常をきたした状態の事。

        動脈硬化を進行させ狭心症・心筋梗塞・脳梗塞の原因となる。

        ・その原因は遺伝子異常、体質・生活習慣の乱れ、加齢、甲状腺や肝臓病など他の病気などがある。

        40歳代男性の4割以上が50歳代女性の5割以上が高脂血症である。

        ・日本でも食生活の欧米化や運動不足により高脂血症患者が激増している。

        ・女性は閉経後ホルモンバランスが崩れ脂質代謝異常をきたす。特にLDLコレステロール値が

        高くなり動脈硬化を起こしやすい。


      • 治療について

        ライフスタイル(生活習慣)の見直しから

        ・生活での「歩数」を増やす。

        エスカレーター等を使わず階段を使う、買い物は自転車ではなく徒歩で、駅等1つ前で降りて歩く。

        ・偏食・早食い・過食・喫煙を避ける。

        タバコは血液中で遊離脂肪酸、中性脂肪を増やし血栓の出来やすくする。お酒は適量に。


      • クレストールについて

        ・最強のスタチン:リピトール10mgと比較してクレストール5mg・10mgは有意に

        LDL−C、TCを下げ、HDL−Cを上げる。MHG−CoA還元酵素への結合性が

        高いことによる。親水性の唯一のストロングスタチン。

        ・他のスタチンが用量依存的に筋(CK)への影響が強くなるがクレストールはほぼ横ばい。

        ・経済的である:クレストール2.5mg 87.3円、同5mg 168.2円。

        メバロチン10mg 131.4円、そのジェネリックのメバン10mg 65.4円。(いずれも旧薬価)

        ・アメリカで“アテローム性動脈硬化の進展抑制”が適用承認された。


      • 患者指導のアドバイス

        ・適正なエネルギー量を守り栄養のバランスを守って食べる。

        ・脂肪の量と質に注意を。飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸=3:4:3が良い。

        ・ビタミン・ミネラルたっぷりの野菜は動脈硬化を防ぐ抗酸化食品の代表。

        ・コレステロールの吸収を抑えて排泄する食物繊維の摂取を心掛ける。



    今回の一押しパンフレット

    体にeヘルシーレシピ 第一三共 ALL1P00400-2DT


    今回の一押しwebサイト

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    身長・体重を入力するとお奨めの朝・昼・夕のメニューを紹介してくれます。


    以上。